大 好 き な パ リ

すべて自分達で決めて行動する今回の旅。
ヨーロッパの個人旅行は初めてなのでちょっとドキドキでした。
日照時間の長い夏季になるパリ。
8時ぐらいから行動して薄暗くなる夜の10時過ぎまで遊びまくりました。

ウイーンからパリへの飛行機
一面のどかな風景。畑、牧場の繰り返し。大地の広さを感じました。
これから始まるパリでの自由行動にドキドキしながら景色を見ていました。
一番楽しみだったパリだけど、のどかだったウイーンが少し懐かしいような。
早速エッフェル塔に登ろう!
これまで2度パリには訪れたことがあるんだけど時間がなかったり
雨が降ったりで登れなかったこの塔に今度は絶対登るんだ!と、
決めてました。
エッフェル塔の足元に立つと塔の高さが凄い迫力。
太い足元が本当に心強く見えました。
・・と感じつつもこの上に登るの?って思うと高所が苦手じゃない私でも
かなり振るえがきました。
ダンナは何故か行く気満々。「えー?高所恐怖症じゃないの?」と言うと
「あまりにも高すぎたら逆に怖くなくなる」と言うの。
そんなのアリ?高所恐怖症じゃないんでは?
引っ張られて最上階まで行くエレベーターに塔の途中で乗り換えて登りました。

足元を見るともの凄い高さ。頭の中には『あのエッフェル塔が崩壊!』とか
『邦人客、エッフェル塔の崩壊事故に巻き込まれる』とか・・
グルグル回ってました。
ダンナを見ると何故か平気で景色を見てるの。
自称高所恐怖症ダンナに負けてられない、と頑張って景色を見ました。
怖いけど景色は最高に綺麗でした。
パリが一望。本当に素敵な街です。
統一された建物の色、あちこちに見られる緑・・なんて素敵な街なんだろう。
セーヌ川がゆっくり流れてる。

フランス旅行がいよいよ始まったんだーって思うとワクワクドキドキでした。
やっぱりパリは最高です。

塔から降りるとお腹がすいてたので出店でチョコがたーっぷりのった
ワッフルを購入!
「きみ達は日本人?」と聞かれたので答えると「サッカー日本勝ってるよ!」と
ワッフルを販売しているパリの男の子が話しかけて来てくれました。
「日本頑張れ!日本頑張れ!」と言ってくれて嬉しかった。
もちろんフランス語じゃなく英語だったのでなんとか会話が出来ました。
そう、ワールドカップ真っ最中の旅行だったの。
とても日本戦が気になってました。
地元大阪での試合もあったのにチケット取れなくて悲しかったなぁ。
でも異国の地で日本の試合のことを聞くととても嬉しかったです。
早くにフランスが負けたときはショックでした。

エッフェル塔の真下から



エッフェル塔最上階から望む
パリの街並み
憧れのモン・サン・ミッシェル
これも初めは自分達でパリから電車とバスを乗り継いで行く予定でした。
でも色々調べてるうちに上手く乗り継ぎをしないと到着まで相当時間が
かかりそうだったので、これだけツアーに参加することにしました。
モンサンミッシェル初心者の私達にとってはツアーで正解だったと思います。
片道だけで乗り換えなしのバスで5時間ほどかかる距離なんです。

バスから眺める景色がパリの歴史ある建物からどんどん寂しくなって
放牧されてる牛や羊に変わってきました。
こんなのんびりした風景もあるんだなぁ〜と感動しながらバスからの景色を
眺めてました。

途中小さな街を幾つか通り過ぎました。
どの家も可愛いレンガ造りです。
質素な街並みの中にもやはりフランス、お店のディスプレーなどに
赤や黄色の可愛いカラーを使ってるんです。
統一された建物の色の中にアクセントのように使われてる赤や黄色が
とても新鮮に見えます。

いよいよモンサンが見えてきました。
広い場所にそびえ立つ修道院。こんな感じの場所に立ってるんだー。
迫力を感じます。
空と陸との間にひっそりたたずむ修道院に感動。

修道院の中は迷路のように曲がりくねったり上下したり・・
とても細い通路があり人一人がギリギリ通れる位のものもありました。
遮る物がないので潮風がとてもきつく肌に当たってきます。
この日は曇りだったせいもあるのか寒くて痛かったです。

ここで売っているクッキーは美味しかったので沢山買いました。
半年経とうとしてる今でもあと一箱あります。
うわさのオムレツは食べずじまいでした。
美味しいんだろうか・・・

もしかすると一生のうちにもう二度と来ることがないかもしれないだけに
じっくり景色や建物を目に焼き付けてきました。






セーヌ川クルーズ
約一時間のコースを選んでセーヌ川をゆっくり眺めました。
なんて綺麗なんだろうと改めて、ウットリしながら・・
フランスの長い歴史の中で私がこの川の上にいるって言うことが不思議。
夢みたいです。

セーヌが川からは沢山の歴史のある建物が見ることが出来て良い感じ。
エッフェル塔にノートルダム寺院、オルセー美術館・・・
青い空にシックな建物。

写真の右下のコンシェルジュリ。
この中に今回入ってきました。マリ・アントワネットが入っていた牢獄。
フランス革命時に使われた牢獄。
この時代に生きた人は今こうしてパリが観光地となってる事を
どう思ってるんだろう。

パリが華やかだったあの時代を覗いてみたくなります。


サントチャペル礼拝堂
シテ塔にある13世紀に建てられた建築物。
初めは行く予定がなかったんです。コンシェルジュリに行ったので
近くだと言う話になり入ってみることにしたの。
予備知識がなかっただけに感動倍増でした。
ゴシック建築の建物の二階に上がれば360度のステンドグラス!
鳥肌が立ちました。
凄い!凄い!どうしてこんなものがあの時代に作れるの?
本当に美しく離れがたい場所でした。
ノートルダム寺院のバラ窓も美しかったけど比じゃないと思います。
もっともっと有名でもいいんじゃないか!と思いました。
・・って知らなかったのは私の無知ですよね(^_^;)
凱旋門に登って
また高い場所!この場所も高いけどエッフェル塔からすると低いので
怖くなく安心して景色が見れました。

階段で登るんだけどかなり辛かった!おまけに狭い階段です。
途中建物の中でナポレオンの像があります。
ナポレオンの為の火は凱旋門の足元にあって永遠に燃えてます。

シャンゼリゼ通りがここから真っ直ぐに伸びてる。
夕暮れ時で灯りがともり始めて美しさ倍増。
帰りたくない。ここに居たいと、心をひきつけられます。

そうだ、夕暮れ時って言ってもこの時間で晩の10時ぐらいです。
ため息をつきながらパリを眺めました。
お買い物
友達に頼まれたものも含めて沢山の買い物も楽しみました。
パリは景色も楽しいけど買い物も楽しいのだー。


楽しい旅行をありがとう。